フトマニ全文

あやま　あのやまのなかうつ　ろゐがあわのすなこほ　しのえなのむねぞあ　み　け　る
あはら　あのはらはかみのあ　つまるひとのはらしつ　くにわざのみちぞう　み　け　る
あきに　あきにとはこちのひ　もとけつみのがるつぐ　みこころのはるぞき　に　け　る
あちり　あのちりのはなもわ　がみのうつろゐかしの　びのこえもなりひび　く　や　は
あぬう　あぬうなるみはのゆ　かりはさをしかのもす　そにみつるめぐみぬ　う　な　り
あむく　あおむけとたかきの　ぞみのとどかぬもなる　かみはれてあむくな　る　な　り
あえて　あおゑてはおもはぬ　ふゆのうらやみもつと　めあえてはやはりう　る　な　り
あねせ　あのねせはことしろ　ぬしがみほのつりちち　がすずかのみそきな　す　ま　て
あこけ　あのこけはよこやし　るやもはさらなせあこ　けくるまのめぐりあ　ら　ね　は
あおれ　あおれとはしらうと　こくみことははとよそ　めもおかすなおれな　る　か　な
あよろ　あのよろのほしおし　つめてありのまますめ　ばよろこぶときそあ　り　け　る
あその　あそのよのなるかん　をがもすみめがもわけ　やかえらんたのしき　わ　な　り
あゆん　あのゆんのまめにひ　らぎのむらさきやまお　うつろゐのはるへひ　く　ら　ん
あつる　あのつるにくらゐも　わさもゆつるとはしる　もしらぬもさためつ　る　か　な
あゐさ　あのゐさめきみはと　みありをやはこのとも　にたからのめくるな　り　け　り
あなわ　あのなわのみちもゐ　もせのなかうともつよ　きもやわすあなわな　り　け　り
いやま　いやまなるたかきは　そびえおりやせんおり　によそうてゐやまな　る　べ　し
いはら　いのはらのみはたね　はらむひたちおひおひ　ぬつるきのたからふ　る　な　り
いきに　いのきにのきつさに　とみのあらそひもつさ　をはやめてきにやに　く　ら　ん
いちり　いのちりのあらそう　みつのくにのこときみ　がひらべにひきやち　る　ら　ん
いぬう　うぬうなるとみはほ　こりてこはおこるはや　るほとかやほころび　る　ら　ん
いむく　いのむくはほのあや　まちとつつしみてのぞ　みもにけのいにやむ　く　ら　ん
いえて　いえてねるをきなが　しほもめひかみもへぞ　めよとめもゑめやゑ　る　ら　ん
いねせ　いのんせはのりにあ　ぶるるあおめらやわか　めのなたもゑもりな　す　ら　ん
いこけ　いもこけのおろちが　こりのひめかむおたつ　とかくしのはかみな　る　か　な
いおれ　いのおれおさるたが　とりてかぐらししよこ　まおはらうよよのか　ん　か　せ
いよろ　いのよろのたねはよ　わきもなかはしらもろ　もつぐみもいよろな　る　へ　し
いその　いのそのはやなきさ　くらのこちよりもかす　みにもものはなやお　そ　ら　ん
いゆん　いのゆうのあたはた　ちはなめはさくらやむ　もしなとのいゆんな　す　な　り
いつる　いのつるははやこが　をろちまつられてなる　いわながもみさほお　ち　つ　る
いゐさ　いのいさのことにや　わらぐならわせやうな　ひこのふゑもゐなさ　ふ　く　ら　ん
いなわ　いのなわのふみもと　ほれはいもをせもなか　にたのみのいなわひ　く　ら　ん
ふやま　ふのやまにおもひつ　くみのとりゑなみみに　いたつきのいるもし　ら　ず　て
ふはら　ふのはらのみやはた　からおはらませてした　うほつまのたみそう　み　け　る
ふきに　ふのきにのあらそう　とみのことわりおやわ　せはたみのふゆそき　に　け　る
ふちり　ふちりとはたからう　つらのぬくめとりむく　いくばらはたみもち　る　ら　ん
ふぬう　ふにぬうはめなきも　みはのむめのはなさす　らやまひもふにぞぬ　ひ　け　る
ふむく　ふにむくはあわのお　こりのこえすきおしつ　めくたせはふみにお　も　む　く
ふえて　ふをえてはたみおそ　こなうをさとみがうそ　やくすりもふえてた　す　ら　ん
ふねせ　ふのねせはぬすみた　からもおとがわさくる　しくうせてねせやふ　す　ら　ん
ふこけ　ふのこけははやりお　かぞうもともとのをき　ながわざにあみりた　す　へ　ら
ふおれ　ふのおれはあめのた　たりのこほりふむこと　のはしめもふみやお　そ　れ　ん
ふよろ　ふのよろはくにうむ　かみのをしおしてわざ　もよろこふもうけな　り　け　り
ふその　ふのそのはをこぬの　かみのこかひしてなも　こゑくにのふそのゑ　る　な　り
ふゆん　ふのゆんはたおうけ　もちのししかきやよこ　まおをそうふゆんな　り　け　り
ふつる　ふのつるはとみもよ　ひなきとりゑなみたつ　はなやかのゐもやつ　く　ら　ん
ふゐさ　ふのゐさめあらかね　わけてねりきたえかま　もつくきもかぞえや　わ　ら　ぐ
ふなわ　ふのなわのまつりと　ほればいもをせもなか　にみちひくふなわな　り　け　り
へやま　へのやまはきさきみ　さほのさわまちてまつ　もおえれはあいもの　の　や　ま
へはら　へのはらははたまさ　ゆりになつらえてつき　こもわさもはらむな　り　け　り
へきに　へのきにはつまのふ　をみもなおとみという　もよききになかれゑ　る　な　り
へちり　へのちりはつきほも　とみもたみわさもつま　のうつくにやみやち　る　ら　ん
へぬう　へにぬうはまつりと　るみのむらさきそいさ　めつくせはたみぞぬ　い　け　る
へむく　へのむくはみくさた　からにさかしりてたみ　もみなみにむくぞと　う　と　き
へえて　へのえてはみつにあ　ふるるきにまつりねこ　にめくみのかえてか　ま　る　る
へねせ　へにねせのみめはい　ねころえのいぬおなつ　はにすてていねやお　き　ら　ん
へこけ　へのこけのがかさは　ちたひをうなむちかね　もかしろとねるやこ　け　ら　ん
へおれ　へのおれはまつりみ　たるるうはなりによこ　しつつれはたみもお　そ　れ　よ
へよろ　へのよろはほこのし　つくとみなれくさこぶ　もうみへになれやよ　ろ　こ　ぶ
へその　へのそのはたまにう　るほすまつりことかて　たるそのはゆくもや　す　ら　か
へゆん　へのゆんはうおもこ　おうみあきくたるのそ　みのやさきほしおす　ご　す　な
へつる　へのつるのすずにう　るほすをうなむちみや　もふくしもつくみし　の　は　ら
へゐさ　へのいさのふねはを　しゑのをあなむちうえ　みぬきぬおかふりゐ　さ　め　つ
へなわ　へのなわのつりはゑ　みすのほとほとにあゐ　ちたゐとのとみぞま　ね　け　る
もやま　もやまとのみちはつ　きせじありそうみのは　まのまさこはよみつ　く　す　と　も
もはら　ものはらのほこにも　とつきやわらきてよこ　もすなほになかれゆ　く　な　り
もきに　ものきにののりはお　ろかにあらためずもと　おをこせはわれもき　に　け　り
もちり　もちりなるはなはよ　つぎのたねまてとわざ　もうしくてもめやち　る　ら　ん
もぬう　もにぬえるみははた　やすくあらためずもと　のわかみにくらへぬ　う　な　り
もむく　もにむくはやまとふ　もとのかたちよりここ　ろはなれてたからむ　な　し　き
もえて　もにえてはほしおあ　かめてなからうるたら　につかえてものりう　る　な　り
もねせ　ものねせはゐけとむ　ろとにをうなむちたわ　らわらはせみきぞつ　く　れ　り
もこけ　ものこけのむしはな　かみのふくろとりさな　ゑまつりにさるたな　す　か　み
もおれ　ものおれはほこのひ　ひきおおそれみてよそ　がおいわずみずきか　ず　お　れ
もよろ　ももよろはかかみの　をみにおこれともひと　りもれなばこころみ　が　け　よ
もその　ものそのはうけもち　のたのつとめおもなか　とにならはうえやや　む　ら　ん
もゆん　ものゆんにはたれや　ふれはことのねのやわ　しもゆんそたうとか　り　け　る
もつる　ものつるはまさかき　はなのいさおしもあた　のやまひももとにか　え　つ　る
もゐさ　ものゐさはおころの　かめるはおあかめゐも　あらためてきさおい　さ　め　よ
もなわ　ものなわののりはむ　かしのまつりことちな　みもわさもともにみ　ち　ひ　く
をやま　をやまとのみちはす　なおにいつわらてひと　のことのはにゑにゆ　く　な　り
をはら　をのはらはみちもつ　るきもかけさじともと　めさいわうをはらさ　し　か　み
をきに　をのきにのいさおし　おとにあるなれはゐゑ　もさかいもさにぞき　に　け　る
をちり　をのちりのたみはひ　おけすあらそひのおと　がみたればをもやち　る　ら　ん
をぬう　をぬうなるみははも　すそもほころびずつう　じよこべのいともか　し　こ　し
をむく　をのむくはほことか　がみおあらかしめむか　うあだなくただにを　さ　ま　る
をえて　をさめえてとにうる　ほせはかもしたうまし　てたみおやをえてな　つ　ら　ん
をねせ　をのねせはめのまつ　りことおきふしもわか　ぬまよひのをはねせ　に　け　り
をこけ　をのこけはみちにさ　まようみのすみかわざ　もやまひもこけやた　す　ら　ん
をおれ　をのおれはくもるか　がみもあからさまおれ　ずはねすみねこやか　む　ら　ん
をよろ　をによろのこころは　うちのさこくしろうむ　ひとはかみかみはひ　と　な　り
をその　をのそのはやけてあ　わたのとりえありみつ　とりえねはそののも　え　く　さ
をゆん　をのゆんのまつりや　にわにおそるれとうま　よりことのたみおひ　く　な　り
をつる　をにつるのまつりは　はなのかにのこりやむ　まつしさもをにやつ　く　ら　ん
をゐさ　をのゐさのみちすみ　やかにゐさむるはあく　たのちからゐさはや　の　か　み
をなわ　をのなわのゆうはさ　るたのつつまやかとり　ゐにほとおかくるか　さ　な　わ
すやま　すのやまはむへもと　みけりさちくさはみつ　ばよつばのとのつく　り　せ　ん
すはら　すのはらのまつりゆ　たかにことふけははら　とうるわうたみぞい　た　け　り
すきに　すきにふきあにがひ　さこはよのうつわおと　がなすびはすきにな　る　な　り
すちり　すのちりのゆられの　みつのことぶきになて　おさまりしすちりか　み　な　り
すぬう　すにぬうはそろまな　みつのたままつりめが　にうすらぐかたちぬ　う　な　り
すむく　すにむくはきみはな　やかにたみおこるのち　のわざわひすでにむ　く　な　り
すえて　すおえてはきりひに　さむるひえあれとなが　れのふねにさおぞゑ　に　け　る
すねせ　すのねせはすへやま　すみのかみまつれつま　のみさほもねたみね　せ　れ　は
すこけ　すのこけのとがめは　あるしめのこけはをご　ろまつりてゐおやか　え　ら　ん
すおれ　すのいれはけがれお　とがむみにやみもほづ　まにあくるにけやお　そ　れ　ん
すよろ　すのよろはをけのと　んとのかゆうらにのり　ゆみはしらうたうよ　ろ　こ　び
すその　すのそののももおた　まわるにしのははこゑ　たのしみのふかきこ　と　ほ　き
すゆん　すのゆんはきのうつ　たまとみのはごとかは　いよこまおきわむほ　き　な　り
すつる　すのつるのひとをは　しもにめくりきてみつ　のねがひのはるやき　ぬ　ら　ん
すゐさ　すのゐさはきりそめ　のきおなかはしらかみ　はかしきのゆうにゐ　さ　め　て
すなわ　すのなわこうむたま　のをのほしなれはあめ　のまつりもほしやう　む　ら　ん
しやま　しのやまはたおうけ　もちのやつみみもかぜ　うほつみもちからも　る　な　り
しはら　しのはらはかみのふ　しみのたまくしおあみ　のめくみのみやこた　つ　な　り
しきに　しのきにのとほこに　みつのあらそひもあに　がおろかにきもやつ　む　ら　ん
しちり　しのちりのそしりも　うそとおもひくさもの　ぬしからでものやち　る　ら　ん
しぬう　しにぬうはもまわり　そなうをんまつりさゆ　りのゑなのかみそう　み　け　る
しむく　しのむくはかめもひ　つきもちよにめのかか　やくはなのころやむ　く　ら　ん
しえて　しおえてはをきなが　あみにけゐのかみあに　しらひけもちゑてや　わ　な　り
しねせ　しのねせはむしはむ　ははかはやかれかみつ　やうらみてしねせあ　む　ら　ん
しこけ　しのこけのはとのま　ばけてのとやとづゆび　ねつのふむあみりた　お　し　れ
しおれ　しのおれはめくみあ　らわしかのおれはめが　おつくしてあのくた　ら　な　り
しよろ　しのおろのもずみは　そろのひとめくりまな　そろあみてよろのか　ん　く　ら
しその　しのそのはつきのこ　まひくまめやかもゐも　がめくみのかてやあ　つ　ら　ん
しゆん　しのゆんはあらやう　ぶやのおそわれもひき　めかぶらのしゆんな　す　な　り
しつる　しのつるはつかえつ　くしてついたちのつき　みつころのふゆにあ　う　な　り
しゐさ　しのゐさはつまのも　がりおみくまののかみ　のゐさめのあしぞひ　き　け　る
しなわ　しなわなるよろのう　たがひかになしてねが　ひもみつるかみのし　め　な　わ

”フトマニ全文.txt” このテキスト引用部分は　2010年12月31日まで自由利用が可能です。

http://www.bunka.go.jp/jiyuriyo/

© -80000? Edited by Amateru(Wakahito). © 1999 Arranged by IKEDA Mitsuru, TEXT Arranged by © 2009 MOTOIe Kenkihchi

Σ|D＜つーことで。
まちがいがあるかもしれません……
Σ:)＜特殊ヲシテには対応してません。
しかし、なんでまたこんな酔狂を。
Σ|D＜例の、カタカムナの文字化けに使えるんじゃないかな？　と思って。
なるほどね……
Σ:)＜いたんだけど、参考になりませんね。出現頻度が恣意的だから
がーん！　無駄足！
Σ|D＜まだ差分としては弱いですな
カナの文字数は、ヲシテの文字数より少ない現実がありますからねぇ……
Σ:)＜どうすりゃいいのよ
フリー版のヲシテをデザインするしかないんじゃないの？
Σ|D＜そういう話ですか！
概念自体は、よみがえる日本語、で解説されてるので。

よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」

Σ:)＜フリー版、に意味があるんですか？
これをまずだして、池田満先生のBLOGに不満が書かれると思われるため、意見を待ちます
Σ|D＜どれくらい？
そのまえに、校正作業を。これはいわば、書き出しのみの素データですからバグがあるはずです
Σ:)＜なんで？　精密作業じゃないの？
時間を急ぐ場合は議事脱字はスルーしてまず結果を出す。それが先決です
Σ|D＜頻繁に間違う人は困るんじゃないですか？
なら、間違わない人はどのようにしているんですか？
Σ:)＜そりゃ、間違ったら自分で訂正して……あれ？
結局、ミスなくやるよりも結果と作業重視で。訂正も楽しい作業ですよ。楽しまなきゃ
Σ|D＜だからバグが多いのか！
……最初から完璧を目指そうとするから、足がでないんですよ。まず足を一歩出してから
Σ:)＜和気藹々と、作ればいいのか
それが、法ってもんだと、おもわれますからねぇ。
Σ|D＜なんで、あえて間違えるの？
あえて、間違っては居ません。時間が無いので、ですね
Σ:)＜認識が甘かった、とかそのへん？
まーそーかもねぇ。
Σ|D＜しかし、名文ですな、フトマニ。意味は半分も分からないけど
きれいな文章であること、だけは確かです
Σ:)＜いずれ。
つーことで、これをプリントアウトして、神社にもっていけば、おみくじがワレズできます！
Σ|D＜……いや、そこは金払えよ。なぁ
おみくじ箱の販売とかないんすかね？
Σ:)＜あるのか？　探してみよう