フトマニ関連メール公開分

と言う事で公開しますね〜

フトマニメール公開分に関して

寄件者: 基建吉
收件者: 浦木 裕
寄件日期: 2012/5/2 (週三) 4:36 AM
主旨: Re: 【Wikisource】フトマニ記事の件

いや�、状況が変わるまでお返事出せなくてすみません。大変返答をお待ちいただいたこと、感謝いたします。

さて、ヲシテ(文字の著作権)に関してですが、これは明らかに全世界にPD(パブリックドメイン)ですね。
しかし、最近権利を主張している【一部の団体の圧力】がある模様です。再発見した人は既に故人(松本善之助)ですが、お弟子さん筋に悪い人が居るようです(苦笑

> 個人的考えは、それらのテキストを誰でも気軽く使用できるようにしたいので、
> WEBで許可文を掲載するのが変えて他の人が利用する場合で微妙にひ掛かる恐れが有ります。

そうですね、【フトマニのwikisourceへのアンカーリンクをサイトに掲載】頂ければ権利関係はクリアできます。また、この関連メールをOTRS(オープンチケットリクエストシステム?)システムで登録すれば万全です。

なぜ、このようにややこしくなるかというと、商用再利用可能である事が必須条件なためだと思われます。また、この関連情報を利用して商業的に出版している池田満先生が独占状態を維持するため
情報のコントロールを行っているさまが見て取れます。Wikipediaに関してはうまやど先生が情報コントロールを行っています。

翻訳者としては自由研究が行えるようにしたいですねぇ。
また商業 出版的にも【商業の暗黙の了解】という悪慣習を打破するのがwikisourceのもう一つの
側面であるため、「サイトから勝手にコピー&ペーストしたんだよ」ってのは無関係の第三者から
みても避けなければならないですね。

wikipedia自体が実はコンテンツのソースの無償提供を受けて運営されており、勝手にコピペした疑惑があるとwikimedia財団の商売に影響が出ます。

寄付とは言い方の問題だけで、豊富なソースがあることをエサに募金を募る財団法人の側面が強いですね。

そのソース提供に協力する事で全国(全世界)数億人居ると思われるWikimaniaさんの了解を得た方がラクです。

つまり、サイトでアンカーリンクがない、という【編集者】を納得させられなければ掲載できない。

同じ 理由で、よその出版関係の編集者も当然同じ疑問を持つ筈ですから、ある意味ヲヲヤケの声、と思えば良いかと思われます。

またそれは、時代によって流行が変わりますので考え物ですね!

> 翻訳の著作権の部分もPDのはずだと思いますが一体どういうことでしょうかね。

浦木裕さんの功績をWikimedia財団は認めている、ということです。たいした事とは思っていなくても、世界的には素晴らしい快挙です!

また、原文は本来現物のまま提供すべきで、本当なら当時のコピーをSVG化して掲載するのが筋ですが、テキスト化する労力を考えると、浦木裕さんのヲシテのテキスト化はそれだけの仕事をしている、とWikimedia財団が認めている。と僕は個人的に思います。

テキスト化の権利自体はPDですから誰でも利用してかまわないのです。
ただ、公表時にどの漢字をあてはめるか、については浦木裕さんのヲシテ理解が必須です。

また、漢文部分での【和仁估安聡】さんの翻訳をどう【現 代的に表現】するかについて、和仁估安聡さんの文章のイメージを崩さないように丁寧に翻訳しているのは好感を持ちます。

江戸時代の常識が漢訳部分に表現されており、また和仁估安聡さんの生き方が素直に表現されている歴史的文献ですから大事に扱いたいですね。和仁估安聡さんの研究はたいしたものです。

では、アンカーリンク掲載が確認されましたら、リバート(記事の巻き戻し)を致しますのでよろしくお願いします!

随分お待たせしてもうしわけありませんでした。いやぁ、プライベートが目の回る忙しさでこっち関係を進める時間的余裕が取れず(汗

ご心労をお掛け致しましたこと、誠に非礼、お詫び申し上げ、またご協力に感謝いたします!
日本にお立ち寄りの際は是非ご 連絡ください、ささやかなお持て成しが出来たら、と思います。

要点
・浦木裕さんのテキスト化の実績をWikimedia財団は認めている
・和仁估安聡さんの翻訳は本来画像で提供すべきである
・しかし日本では権利団体(ヲシテ研究会)の権力争いがある
・そんなの関係ねぇ

基 建吉

12/01/08 浦木 裕 :
> お疲れ様です。
>
> 返事が遅くなりました、どうもすみません。
> 実は先日確認したのですが、ややこしいですね。
> どう返事すればいいかを迷っているうちにかなり時間が経てしまいました。
>
> 先ほど、BLOGで以下のカキコを拝見いたしました。
> >本文は元文章がPD(保護期間満了)なのですが、
> >翻訳の著作権の部分で問題が生じたようです
>
> 翻訳の著作権の部分もPDのはずだと思いますが一体どういうことでしょうかね。
> ホツマツタヱからはじめ、ヲシテ文献の漢文翻訳者は和仁估安聡氏で保護期間満了だとみなして良いと思います。
>
> ミカサは一章だけ釈常住の訳文があって、
> 私が翻訳したのはホツマツタヱのごく僅かの部分(五七ではなく四四の漢文訳)で転載されていないとおもいます。
>
> 個人的考えは、それらのテキストを誰でも気軽く使用できるようにしたいので、
> WEBで許可文を掲載するのが変えて他の人が利用する場合で微妙にひ掛かる恐れが有ります。
>
> 代案として、
> まず、翻訳の著作権は問題ないと思われます。寧ろ私が和仁估安聡氏の翻訳を転載するほうです。
> また、適当に変更して別版本にした方もいいかもしれません。例え前回言いました文字表示できないものを別の方法で表示しては如何でしょうか。
>
> どうしても駄目の場合は、申し訳ございませんがリンクのみでご利用いただきたいのですが如何でしょうか。
>
>
> いろいろどうもすみません。
>
>                                       浦木裕
>

Σ:D『に関してなのだが、OTRS申請を出しておいた。
◎お忙しいようですな